日経ビジネススクール「女性リーダーのための『周囲を巻き込む』コミュニケーションスキル」セミナーレポート

レポート

日経ビジネススクール


女性リーダーのための『周囲を巻き込む』コミュニケーションスキル」セミナーレポート


写真
会場風景

2018年8月10日、丸の内オアゾ3階の日経セミナールームにて、「女性リーダーのための『周囲を巻き込む』コミュニケーションスキル」セミナー(主催:日本経済新聞社/日経ビジネススクール)に、講師として弊社代表 池照が登壇しました。優秀な女性リーダーの方々が全国から集まり、現状抱える課題のシェアからスタートしました。大変盛り上がったセミナーの様子をご報告いたします。

このセミナーの参加者は管理職か否かに関わらず、リーダーシップを発揮してプロジェクトを引っ張っていく立場にある方々が多く、しっかりと問題意識をお持ちです。日頃から上司などを見ていて「巻き込みが上手いな」と思う点として「目的・目標が明確」「スケジュールが分かりやすい」といったこと以外に、「会議の前に必ずアイスブレイクがある」「笑顔、ユーモアがある」「頑張りを認めて褒めてくれる」などの点が会場から寄せられました。


写真
会場の様子

これらの人の感情に関わる部分こそ、まさに「EQ=感情知性」です。事前に受検いただいているEQ検査結果からご自分の行動ベースの強み・弱みを知り、それをコミュニケーションに生かす具体的なアクションを考えてアクション宣言するまでがこの日のゴール。

検査結果を各自が見ながら、EQトレーナーである池照が8つの能力と24の素養について解説していきます。一人一人のスコアの特徴はもちろん異なりますが、今日のクラス全体としては「精神的安定性」「共感的理解」の素養が低いのが特徴で、苦手な状況で動揺しやすく、相手の話を最後まで聴き気持ちを汲み取ろうとする行動が少な目な方が多いという結果が出ました。


写真
会場の様子

しかし、EQの優れた点は「どの能力・素養も開発可能である」ということです。今回のEQ検査は性格分析ではなく、行動の量の測定に基づく能力開発ツールです。実現したい人間関係や目的に沿って、自分の感情と行動を調整することによって必要な能力を高めたり、逆に控えめにしたりすることができます。この点に参加者の皆さんも分かりやすさと期待を感じたようです。

池照は、周囲を巻き込めるリーダーになるための具体的なポイントと各ポイントに結びつくEQの項目についても解説しました。これがこのセミナーで「大事なポイント」と「実際の行動変容ポイント」が結びつくところです。セミナーの最後には各自が開発したい能力を1つに絞り、具体的な行動(アクション)目標を明確にして発表しました。

参加者にお話を伺ってみると、企画職の女性は「多くの部署と一緒に企画を実現していく立場です。皆の意見を吸い上げてより良いものにしたいのですが、私の自己主張性が強すぎて周りが何も言えなくなっていたんだと気がつきました。共感を表す行動が少なかったので、もっとじっくり話を聞こうと思います」と具体的に改善すべき行動が分かったご様子。


写真
会場の様子

また、人事部の女性は「うまく行っているチームとそうでないチームを見てきましたが、人間関係に足を引っ張られることなく本来やるべきことにもっと皆が力を発揮できるようにするには、という手がかりを得ました。EQはその人の状況や響くステージというのもあり一律ではないと思いますが、社内にどのように導入するかを前向きに考えていきたい」とお話しくださいました。

この「女性リーダーのための『周囲を巻き込む』コミュニケーションスキル」はおかげさまで日経ビジネススクールでも毎回ほぼ満席の申し込みをいただく非常に人気の高い講座となっています。周囲を巻き込むスキルを高め、その先にある大きな目的を達成するために、ぜひEQを活用していただければ幸いです。


今後のセミナー予定

毎回人気のこちらのセミナーですが、今後のスケジュールはこちらです。
2019年5月17日(金)13:00-17:00 丸の内OAZO
2019年8月8日(木)13:00-17:00 丸の内OAZO
2019年10月25日(金)13:00-17:00 日経本社
2020年1月31日(金)13:00-17:00 丸の内OAZO


EQのプログラムを個人や企業研修で取り入れてみたい方へ「EQプラス」

アイズプラスでは、これまでに3000人以上の会社員を対象にEQをベースとしたリーダーシップ開発、管理職(リーダー)養成、ダイバーシティ文化構築、マネジメント研修、コーチング等の企業向けプログラムをご提供しています。
お問い合わせはお気軽にお問い合わせください。
詳しくはこちら
お問い合わせはこちら