株式会社プリンシプル社員インタビュー/社内のエネルギーが変わる!マネージャー層のEQ実践方法

株式会社プリンシプル 村松さま・エリスさま・有馬さまインタビュー

〜社内のエネルギーが変わる!マネージャー層のEQ実践方法〜


株式会社プリンシプル 村松さま・エリスさま・有馬さまインタビュー

社内のエネルギーが変わる!マネージャー層のEQ実践方法


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2011年に創業したデジタルマーケティングのコンサルティング会社プリンシプル https://www.principle-c.com/ さまでは、会社の今後の成長のために「人を育てる」企業風土づくりを重要課題と捉え、2021年夏、マネージャー層に対するマネジメントスキル向上を目的に、弊社のEQワークショップに取り組まれました。

代表取締役 楠山さんから「ワークショップ後、社内の様子が変わった」というお言葉をいただき、現場のマネージャーの方々がEQを活用して具体的にどのように行動を変えたのか、その結果、チームや社内にどんなインパクトが出ているのかを、現職のマネージャーである村松沙和子さんとエリスさん、そして人事部の有馬さよ子さんに池照が伺いました。


自分やメンバーの感情を理解することの重要性

池照: ワークショップをきっかけに、EQの重要性や有効性について感じたことを教えていただけますか?

村松さん: 感情によって仕事のパフォーマンスは大きく変わるんだなと思いました。辛いことや悩んでいることがあっても、チームのメンバーや周囲の人が理解してくれようとしている、応援してくれていると感じられる方が安心して仕事ができると思いますし、助けてもらったらその感謝を仕事で返そうという気持ちになると思います。お互いを信頼し合うポジティブな循環をつくっていくことで、メンバーのモチベーションを高めてパフォーマンスも引き出し、最終的に仕事の成果につながると思うんです。それにはマネージャーが自分や周りの人の感情を理解して、うまく働きかけることを学び、自ら言語化して体現していくことが重要だと思っています。

池照: ありがとうございます。エリスさんはいかがでしょうか?

エリスさん: EQワークショップを受講する前に、一緒に案件を担当していたメンバーが、その仕事の難易度やいろいろな出来事が重なって一時的に体調不良になってしまったことがありました。その時初めて「全員が私と同じ考えや感覚ではないんだ」ということに気づきました。その方だけでなく、皆それぞれに自分の個性や感情への感度は異なっているので、そこを大事にして相手の気持ちを理解してあげないと、また同じことが起こるのではという課題を感じていた時に、ちょうどEQワークショップを受けることができて良かったです。

池照: こういうケースは他社でもよくあります。他社のマネージャーの方も「EQを知らない時は、個人的な感情や気持ちについては話しづらかった」と皆さんおっしゃるんですね。お恥ずかしい話ですが実は私自身も、かつては部下の感情に関与しない心の無いマネージャーで、自分の部下が体調不良になっても、他の誰かや上司に相談するなんてプライドが許さなかったんですよ。あの時「感情の力」をもっと理解していたら、違う対応ができたかもしれないという反省も踏まえてEQに取り組んでいます。


EQワークショップで得たことと、その後実践していること

池照: EQワークショップを受けた後、どんな感想を持ちましたか? その後、実際にどんなことを実践されたのでしょうか?

村松さん: EQアセスメントで「感情面の健康が数値化されて見える」というのがとても新鮮でした。自分の心の強み・弱みが可視化され再認識できましたし、さらに研修の中で、こういう強み(弱み)がある人はこういう行動をした方がいいという具体的なアクションに落とし込まれたので、私自身も自分のEQの特性を意識して、より弱い所の行動を多めに取るなど気をつけるようになりました。

私自身は、自分が話すより人が話すことを聴いて共感していく力「共感的理解」のスコアが高かったので、ここは良い所なんですが、逆に自分の考えを相手にしっかりと伝える「自己表現力」「自己主張性」が弱かった。これらはチームを動かし、メンバーをモチベートする時には必要なので、この特性を意識して、会議の時などに「ここは主張しよう」とか、「ここは自分の強みを生かして人の話を聞こう」などと、行動のコントロールをするようになりました。自分の弱みだと思っていた所も「個性」だと理解でき、それを生かしたり補ったりする方法が知れたので、結果的にマネージャーとしての自信が深まったと感じています。

池照: マネージャー自身が体感すると、部下やメンバーにもEQのことを話しやすいですよね。もし何かトライして、すぐに変化を感じられなかったとしても、トライし続けながら「変化を感じにくい」ということ自体も体感してシェアしていくことが大事だなと私も思っています。

村松さん: チームのメンバーと1on1ミーティングをする時に、感情について話し合う機会が増えたと感じています。また、周りの人の感情を受け止めるより説得しようとする傾向があるメンバーがいれば、「傾聴したり、相手の感情に意識を向けることも大事だよね」みたいなことを私が話したり、働きかけたりすることも出てきたと思います。

池照: エリスさんはワークショップを受講された後、どんなことを感じ、実践されましたか?

エリスさん: これまでも「自分のチームメンバーは大切にしないといけない」という気持ちはあったものの、どうすればいいのか分からなかったので、ワークショップで理論や手法、自分の強み・弱みも全部把握でき、勉強につながりました。私はヒアリングが苦手で、自分の意見を押し付けがちだと自覚しています。そこでいかに相手のしたいことを聞き出せるか、本当に心で聴くということを試しています。できているかは分かりませんが、意識は変わったと思います。

もう一つ、とても実践しやすくて毎日やっているのが「ムードメーター」です。分かりやすいツールで、毎日の1on1ミーティングやチームの定例会、リーダー陣のミーティングなどで使っています。最近はお客様との打ち合わせでも使っているんですよ。コミュニケーションの入口で「今の気分(フィーリング)はどのレベル? 今の体力(エネルギー)はどのレベル?」と聞くことで、雑談のきっかけになります。例えば、誰かがとても疲れていて気分も落ち込んでいたら「何かありましたか?」と周りの人が聞いてあげられたり、反対に気分も体力も充実している人であれば「何か良いことありましたか?」と、そこでも感情的な会話ができるし、冒頭で感情的な整理ができてから打ち合わせに入るとうまくいったり、いい雰囲気になるケースが多いと感じます。皆と心がつながっているような気分になります。

池照: 本当にそうですよね。私もクライアントの方と打ち合わせする時にムードメーターを使います。最初は戸惑われますが、継続するうちにご自分から「今日はフィーリング5です」などと発言されるようになり、打ち合わせの終わりに「今日は最初フィーリング5でしたが、最後は9に上がりました!」などとおっしゃっていただけます。ムードメーターを打ち合わせに取り入れることで、自分の状態や心にあることを自ら言える、という満足感と自信が高まります。


自分や周囲の感情を生かすと社内に何が生まれるか

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池照: EQワークショップから約2ヶ月が経ちましたが、ご自身に起きた最も大きな変化はどんなことでしょうか?

村松さん: やはりメンバーと感情について話す機会が増えたのがいちばんの変化です。1.5倍くらいになっていると思います。

池照: すごいですね! EQを受講されたある会社の方が「今まで自分自身は仕事の場で感情について話すことがなかった。ポジティブな評価をいただいた時は『次につながるね』とか、苦言をいただいた時は『この点がダメだったからこうしなきゃね』などとロジカルに話すだけだった。でもEQを学んだ後に『今日のあれはうれしかったね』とか『あれはショックだったね』と感情を先に伝えるようにしたら、部下の皆も『気持ちを話していいんだ』という安心感が生まれて感情を発言してくれることが増えました」とおっしゃっていたんです。感情を話さなくても仕事はできるけれど、心の共鳴があることは必ずチームの力になりますよ。エリスさんはいかがですか?

エリスさん: いちばん大きな変化は、私は「マネージャーは強い人・できる人じゃないといけない、部下に弱い所は見せられない」と勘違いしていましたが、逆に自分の弱みや感情を見せるようにすると信頼されるんだと気づいたことです。これからさらにプリンシプルが成長していく中で、私はもっとEQを活用して、人間として成長する所に力を入れ発揮していきたいです。かつ会社が大切にしている『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー著)とも融合して、マネージャー陣だけでなく、社員全員がより良い人間になれるような輪を広げられたらうれしいなと思います。

池照: そうですよね、EQは元々プリンシプルさんで大切にしている『7つの習慣』とも重なる部分が多いと感じています。『7つの習慣』を、どうやったら行動にできるか、どうやったら人と共鳴できるかという部分でEQはきっとお役に立てると思います。村松さんは今後の活動やチャレンジしたいことはありますか?

村松さん: これから会社やチームがどんどん成長していくと思うので、チームの皆がお互いを思いやり、心理的安全性が高く、モチベーションも高く働いていただける環境がより重要になると思います。自分だけではなくこれからの成長を担う方々にも伝えていくことが大事だと思うので、私自身がまずEQの実践を体現し、かつ皆と感情について話す機会を共有して、「自分や周囲の感情を生かす」ことを一過性の取り組みではなく会社の文化として根づかせていきたいと思います。

池照: ありがとうございます。最後に、人事部の有馬さんから今回のワークショップや、その後の皆さんの変化について感じていらっしゃることがあれば教えていただけますか?

有馬さん: まずムードメーターがこんなに社内に浸透したということに驚いています。きっと皆さんが効果を感じているんだと思います。最初はEQに反発気味だった方々も、それを使って毎週のミーティングを始めているんです。それによって社内に良い変化が起きていて、部下の気持ちを上司が汲み取ることによって、何かとてもポジティブな「気」が社内に流れているように感じています。

池照: それは私もとてもうれしいです。ぜひ今後もいろいろな実践やトライを続けて、また変化の様子を聴かせてください。

>>「EQでマネージャー層の「人を育てる力」を伸ばす。/楠山健一郎さん(株式会社プリンシプル代表取締役)」インタビュー記事はこちら


池照からの一言

今回、プリンシプルの皆さんが感じてくださった変化のきっかけは、マネージャーの皆さんの「小さな自己開示」です。ムードメーターの導入を含め、「感情」をテーマとしたコミュニケーションを高めるしかけを導入され、自分の感情や状態を自ら発信し始めたことが、現場メンバーとのコミュニケーションに小さな変化を起こしたのです。現場で起きた変化の話を、第2回目のワークショップで語ってくださったマネージャーの嬉しそうな表情を、私は今でも忘れられません。私がみなさんにお伝えしている原理原則の一つに、“感情が人を動かし、人が成果をつくる”があります。EQxマネジメント力の原理原則をベースに、プリンシプル社はさらに「人を育てる」会社づくりを進めていきます。これからも、現場の小さな変化を感じ、共有しながら進めていきましょう。


プロフィール

Eris Xu
DXチーム マネージャー。データ解析エンジニアを経て、コンサルタントとして企業のDXを支援。DXコンサルタントとエンジニアの多様なチームを率いる。

村松 沙和子
アナリティクスチーム マネージャー。データ解析コンサルタント。マーケティングデータから企業の課題解決の伴走を行う。2021年4月から現職。

有馬 さよ子
Employee Successチーム リーダー


アイズプラスからのご紹介

アイズプラスでは、EQ(感情知性)を人材開発、組織開発、人事制度設計に導入し、
以下のような組織目的達成のお手伝いをしています。

・企業理念の策定、浸透支援
・リーダーシップ開発/リーダー育成
・ダイバーシティ&インクルージョン/多様性施策構築、浸透支援
・エンゲージメント施策、タレントマネジメント施策構築と浸透支援
・「心豊かに働く」をベースとした人事制度の構築
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