日経BP社に新しい書評がアップされました!
→池照佳代の人事・人材育成担当者が読んでおきたい本
今月は、柴田 彰著の『人材トランスフォーメーション 新種の人材を獲得せよ!育てよ!』です。
本書は、企業にとってこれまでにない人材変革を起こすための指南書である。
大きな環境変化に対応できる経営人材、事業を創造する人材、そしてDX(デジタル・トランスフォーメーション)を実現する人材のいずれも、多くの日本企業では“新種の人材”にあたる。
これら“新種”に関してはこれまでの既成概念を取り払い、ストレッチした視点をもって必要人材の特徴を示すための枠組みを定義することが不可欠だ。その際に必要なのが、該当職務におけるコンピテンシーを明示することである。
本書では、時代とともに期待されるコンピテンシーの変化や、その定義も紹介しており、自社で定義づけをする際に活用できる。
人事・人材育成担当だけでなく、“まだ見ぬ世界を人材とともに創る”と決めた方に一読をお勧めする一冊です。