日経BP社に新しい書評がアップされました!
→池照佳代の人事・人材育成担当者が読んでおきたい本
今月は、ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 編の『セルフ・アウェアネス (ハーバード・ビジネス・レビュー [EIシリーズ]) 』です。
本書は、昨今注目度の高いEmotional Intelligence(EI、感情知性)を中心に『ハーバード・ビジネス・レビュー』から厳選された論文をまとめたものであり、11の論文から構成されています。
「セルフ・アウェアネス」
日本語では「自己認識」と訳される。
この書籍の執筆者の一人であるダニエル・ゴールマン氏の定義では、“自分の感情、長所、短所、欲求、衝動を深く理解すること”である。自己認識に優れた人は、自分の感情が、自分自身、他者、自分の仕事の結果にどう影響するかを認識している。
これからの時代は、自らがどのように生き、「仕事を通して何を成し遂げたいのか」を見いだし、自らのストーリーを常に更新していく必要性があると解説している。そのためには、常にセルフ・アウェアネスを高めていくことが不可欠になる。
この書籍は、人材育成に携わる人事担当者の皆さんには、ぜひ手に取っていただき、まずは自分自身のセルフ・アウェアネスに時間をとることをお勧めする、そんな一冊です。