日経BP社に新しい書評がアップされました!
→池照佳代の人事・人材育成担当者が読んでおきたい本
今月は、宇田川 元一著の『他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論』です。
組織の中にいて経験する「他者との分かりあえない関係」を、対話を通してどのように乗り越えていくかが本書のテーマです。
組織における人と人の関係構築は「分かりあえない」という前提からスタートし、「分かりあえないを乗り越える」ことが必要だと説いています。
本著の帯にある「組織を動かす現実的で効果的な方法」は既存の知識や方法を知るだけで解決できるものではなく、関係性という厄介なものがカギを握っている。このことを理解し、この厄介さに向きあうことがこれからの組織開発の一助となる。
この書籍は、人事・人材育成担当者に手にとっていただきたい一冊です。