日経BP社に新しい書評がアップされました!

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今回の本はアダム・カヘン著の『敵とのコラボレーション』
https://project.nikkeibp.co.jp/atclhco/410962/122100048/

これまで私は様々な企業や団体で周囲を巻きこんで進めていくプロジェクトをファシリテーション、
またはリードする仕事を10年以上続けているが、完全なる拒絶からスタートするプロジェクトを体験してきた。

本書には、こんな拒絶から始まる関係から前進につなげる方策として「ストレッチ・コラボレーション」を紹介。
更に後半にはストレッチ・コラボレーションを導くためのステップやフレームワークも紹介されているため、
自ら挑戦することも可能である。

本書は、「難しい人だ」と勝手に相手のことを敵とみなしていた自分と、コラボレーションはすべきものと決めつけていた自分のバイアスに気づくことができた一冊であった。
人事・人材育成担当者のみならず、「協働を進めたい」と願うすべての人に手に取っていただき、自らの視点を客観的に見直すことに役立ててほしいお薦めの一冊である。

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